今日は育友会(PTA)会長をしている○○高校の卒業式に
来賓として出席しました。
壇上には、校長と理事長と私・・・うっ・・きんちょーする。
はずかし・・・・しかも、寒い!厳粛な中に開会、卒業証書授与、校長挨拶、
理事長祝辞、そして私の番。
言いたいのは、目標を見定めて突き進んでほしいということ。
「富士山に登ろうと
心に決めた人だけが
富士山に登っている。
散歩のついでに
富士山に登った人は
一人もいない。」という漫画家ジョージ秋山の言葉を引用しました。
実はこれ、お世話になってる矯正医O先生に教えてもらった言葉。
わかりやすくてインパクトある言葉と心に残っていましたので、
いつか使ってやろうと思っていました。
O先生、HPの名言集、ためになります。ありがとう。
無事に挨拶をすませ、
「よっしゃ!」と
席について改めて会場を見渡すと、
・・・・・れれ?寝てる子がちらほら・・・「受験勉強で疲れてるんだね・・・
よしよし・・・あしたからゆっくり寝れるからね・・・」と、親心でそれもよし。
それから、送辞・答辞となりました。
送辞は野球部の子で、先輩たち最後の試合の最終回、
自分の三振で試合が負けて、涙してると、
やさしく声をかけてくれた先輩への感謝の気持ちを述べました。
自分の体験談から、先輩を思う気持ちがひしひしと伝わり、
う~~~~ん、うまい!!さすが○○高生!と感心しました。
この辺で、さっき寝てた子もぱっちり目をあけ、いよいよ答辞。
T君が日ごろの何気ない会話からの友達のありがたさを見出し、
今の自分があることを訴え、最後は嗚咽の中で
「この学校でよかった・・・
○○高生でよかった!!」と切実に訴えると、
一気に会場、ヒートアップ!子どもたちも保護者の方もワーッと泣き出し、
満場の拍手が鳴り響きました。壇上でその模様を拝見させていただき、
私も思わず目頭が・・・・・。
その後、涙ながらに校歌を斉唱する卒業生の晴れやかな顔を、
感慨深く見つめていました。本当にいい卒業式でした。

そして、このあと、会場を移動し、お世話になった先生方の謝恩会に参加しました。
ここでも、冒頭に私の挨拶があったのですが・・・・・・
さきほどの卒業式の余韻の中、感極まり、挨拶中に泣いてしまいました・・・・・・。
実は、卒業生に息子がいます。これが親心なんでしょうか・・・・。
言葉に詰まり、
「・・・この中に息子がいます。今日は公私混同しています・・・
申し訳ありません・・・。」とことわりを入れ、
なんとか最後まで挨拶をすませました・・・。
このときは恥ずかしさの微塵もなかったですね。
でも、年?最近涙腺ゆるくなったような・・・・・
さて、謝恩会はいろいろな企画を盛り込み、和やかなムードで行われました。
私は校長・教頭先生らのテーブルにいましたが、
会の間、ひっきりなしに子供たちが挨拶におとずれ、
一緒に記念写真をお願いしていました。
先生方と生徒の親密さがうかがえる場面で、
私はシャッター押す係りに徹していました。
あっというまに時間が過ぎ、
最後子どもたちから先生方へ花束贈呈で終了しました。
そして、卒業生退場。このときに先生方が出口に勢ぞろい。
先生方による人間トンネルをつくり、その中を子供たちが潜り抜けて場外へ・・・・・。
「これからも、がんばれよ!」
「元気でな!」
「遊びにこいよ!」さまざまの励ましの言葉をかけてくださり、
ひとりひとりを大切に見送ってくださいました。
これまた、いい光景で、またまた目頭が・・・・・。
会場外でも、名残を惜しむ姿が随所で見られていました。
最後、息子といっしょに一親として、先生方に挨拶済ませ会場をあとにしました。
帰りの西空、いままでにないまばゆいばかりの夕日が見えたのは
偶然でしょうか・・・・・。
